こだわることにこだわらない

ポケモンのチルタリスが一番好きです。

S23シングル スカーフ黒バド軸  初めてのレート2000越え 最終84位

どうもみなさんこんにちは。

チルタリスが一番大好きなトレーナー、ミーヤです。

 

今回は、禁止伝説ありダイマックスなし環境の最後の月で、初のレート2000突破・初の最終2桁順位を獲ることができましたので、その構築記事を書くことにしました。

 

個人的な所見(願望)をいうと、来年あたりに絶対にこの人気ルールは戻ってくるとにらんでいるので、その時に役立てばいいなという思いで執筆します。

まずはパーティーの一覧です(サイズ間違い)

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このルールは禁止伝説・ダイマなしいうルールで、ザシアンが使用率1位に居続けるという狂ったシーズンでもありました。

 

そんななか、私は黒バドを使いたい気分だったので、黒バド構築を組むことにしました。

 

コンセプト及び構築経緯

・介護してでもやるだけのスペックはあるので、黒バドをとにかく通す

・対策される側の伝説なので、ある程度意表を突きつつ全抜きを目指せる型を探す

・対策を出させないことは不可能なので、対策を見えない対策で倒せるようにする

 

まずは黒バドの主な対策を考えてみると

1 悪・ノーマルで受けまわす

 バルジーナポリゴン2バンギラス、ガラルファイヤーといった高耐久のポケモンで受けていきながらサイクルで疲弊させる

2 黒バドより速いポケモンで倒す

 フェローチェやスカーフヒヒダルマサザンドラなど、タスキをケアしつつ1発で倒すことを狙う

3 4倍弱点先制技

 いわゆる「かげうち」「ふいうち」持ちのミミッキュ・エースバーン・悪ウーラオスなどのポケモンで倒す

 

 これらが思い浮かびました。

 この中で黒バドで対処することが容易そうだったのが、2の速いポケモン対策でした。

 そこで自分より速いポケモンに勝てるよう、「こだわりスカーフ黒バド」とが確定しました。

 

 次に対策しないといけないのは1の高耐久悪・ノーマルタイプらで、対策筆頭ポケモンが使用率トップ10入りのバンギラスポリゴン2でした。

その2体でも確実に出てくるのがバンギラス。とにかくコイツの対策をしないと黒バドレックスで勝つのは不可能。

 

 そこで思いついたのが、バンギをキャッチして倒せば逆に黒バドが止まらなくないか?

という考え。

 

 バンギさえ倒せば黒バドが通るのに・・・となるパーティーが多かったので

 バンギを後出しから倒すために「気合のタスキ持ちダグトリオ」がパーティーに確定。

 

 3の先制技の対策が一番きつかったのですが、私はザシアン受けにバイウールーを愛用しており、コットンガードバトンで最大B+6黒バドとかいう怪物を生み出すことで対策としました。

 といいつつ、ここは選出とかでどうにかしていた部分が大きかった。

ミミッキュにはバイウールー、エースバーンにはダグトリオといった具合に。

そんなわけでいつものお供の「ゴツメ電磁波バイウールー」も確定。

 

 あとはきつい伝説筆頭のイベルタルの対策と一緒にゴリランダーのフィールドを書き換える要員が欲しかったので、○○メイカー持ちで探した結果、該当したのがレヒレかコケコになりました。

 

 レヒレミストフィールドとバイウールーの電磁波の相性が微妙だったのと、イベルタルの悪・飛行の範囲を半減にできるコケコにすることにし、特殊を受けることが多いと思ったので「とつげきチョッキカプ・コケコ」が確定。

 

 そして最後に黒バドを通すのに固執しすぎないよう(コンセプト半壊)、主要な黒バド受けを破壊しつつ、後続に大きな負担をかけられる「鉢巻ウオノラゴン」が確定。

 

以上の5匹と一番好きなチルタリスと一緒に戦うことが決定しました。

 

 

 

ちなみに最終結果はこんな感じでした。

 319勝265敗でした。

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ポケモン紹介

 

チルタリス

 特性 自然回復

 性格 おだやか

 持物 広角レンズ

 調整 H244  D252 S12

 技 ほのおのうず うたう 滅びの歌 はねやすめ

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 一番好きなポケモンです。

 主に受けパーティーを担当してもらいました。

 

 普段は「うたう」の所を「コットンガード」にしていましたが、受けループのポケモンの「みがわり」採用があり得ないほど多かったので、みがわりメタとして入れました。あとてっぺきボディプレもいなくなったし、コットンの必要性が薄かったのもある。

 

 コットンがないことでたくさん積んだジガルデや、ブレバ持ちホウオウはきつくなりましたが、それを補って余りある催眠・流し性能の高さが良かったです。

 

 特性しぜんかいふくにより状態異常への耐性、浮いていることによりどくびし無効など、チルタリスの独自の強みも活きた気がします。

 

 持ち物は命中を1.1倍にする広角レンズで、うたうを催眠術と同じ60にあげたり、ほのおのうずの命中を93にしたりと、無難に役立ってくれました。

 

 余談ですがチルタリスの分類は「ハミングポケモン

とっても分類に合う技構成がしていていいですね^^

 

 

バドレックス(こくばじょうの姿)

 特性 じんばいったい

 性格 ひかえめ

 持物 こだわりスカーフ

 調整 CSあまりBかD

 技 アストラルビット サイコキネシス リーフストーム ドレインキッス

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本構築の主役

 倒してやろうと意気込んで出てくるスカーフもちを倒せる点が偉かったです。

 あとはすなかきウオノラゴンの上からひかえめの火力で乱数1発(87%)や、D4振りサザンドラがドレインキッスで最低乱数以外で倒せる、H振りレヒレリーフストームが50%で倒せるなど、控えめならではの火力の高さがとてもよかったです。

 

 こだわりアイテム持ちなので「トリック」が選択肢に上がりますが、控えめの都合上スカーフがないと最速ザシアンを抜けなくなるので、甘えたプレイングをしないようにトリックは採用しませんでした。あと純粋に技範囲を優先したのもありますが・・・

 

 エスパー技は無振りムゲンダイナが87.5%で倒せる「サイコキネシス

 打点の高さを求めて「リーフストーム」(H振りレヒレ乱数1発50%)

 サザンドラや終盤よくいたスカーフ悪ウーラオスへの打点で「ドレインキッス」

 の3つを採用しました。

 

 メタモン相手にも50%の勝ち筋が残るので、相手がうまくても確率で勝てるところもいい点です。

 

 

バイウールー

 特性 もふもふ 

 性格 わんぱく

 持物 ゴツゴツメット

 調整 H252  B236 S20

 技  ボディプレス コットンガード バトンタッチ でんじは

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 このシリーズの7割くらいは一緒にいたであろうポケモン

 ザシアン・ウーラオス・ゴリランダー・ウオノラゴン・カイリューなど、ありとあらゆる接触物理にそこそこ有利に立ち回れるところがお気に入りでした。

 

 前期同じ型での構築記事があったからか、たまに電磁波を警戒されることがありましたが、大体ザシアンと対面したときは攻撃か剣の舞でした。

 

 バトンタッチはゴチルゼル対策・コットンバトンの役割に加え、素バトンで対面操作もできて強かったです。

 ザシアンに電磁波を狙わず、後攻バトンでバドレックスで仕留めるという動きも取れるので入れ得な技だと思います。

 ちなみに2回触れれば無振りが、3回触れればH振りのザシアンまでアストラルビットで確定します。

 

 ヒツジ1匹で完封する対戦もあったので、いい子でした。

 

 

ダグトリオ

 とくせい すなじごく

 性格 意地っ張り→陽気に変更

 持物 気合のタスキ

 調整 AS252 あまりH

 技 きしかいせい ふいうち こらえる じしん(ステロ)

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 ダグトリオがいなかったらレート2000まで行けてなかったのではないかと思うぐらいの子です。個人的MVP。

 

 最初はバンギラスをキャッチできるだけでいいと思っていましたが。

 そこからポリ2を起死回生で削れるし、こだわっているカイオーガも対面で倒す(眼鏡)・削る(スカーフ)など、いろいろと役割が増えていった神。

 

 交代させない特性が偉すぎて、バンギラス入りのパーティーのプレイングをゆがませられる点も高評価。

 

 技構成はきしかいせい・ふいうち・こらえるまでは確定で、最後の枠を地震かステロかで選択だと感じました。

 きしかいせいはバンギを1発で倒すため、ふいうちはあれば便利&黒バドへの打点、こらえるはきしかいせいのため。

 

 最後の技で悩んだのが地震かステロかですが、地震があった方が身代わり持ち黒バドで詰まなかったり、エースバーンをキャッチしたときに打点になるので、最終的に地震のほうがいいように思いますがお好みで。ステロもあれば強いのは言わずもがなですね。

 

 黒バドを使うとふいうちもちのエースバーンも寄ってくるので、最速までケアできる陽気で最後は使っていました。

 が、陽気だと不意打ちが無振り黒バドに乱数1発56%になるのが残念なところ。

 

 この構築だと黒バドミラーはほぼ確実に勝てるし、黒バド(メタモン)には160~のダメージなので、陽気で問題ないと判断しました。

 それに加え、エースバーンに対面で確実に勝てることを求めました。

 

カプ・コケコ

 特性 エレキメイカ

 性格 いじっぱり

 持物 とつげきチョッキ

 調整 AS252 あまりD?

 技 とんぼがえり ワイルドボルト マジカルシャイン くさむすび

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 無難に強く、潤滑油的存在でした。

 

 イベルタル等の悪・飛行タイプ勢や、レヒレなどの水・フェアリー勢がきついときに助けてもらっていました。

 

 強かったものの特筆するべき点も特にない無難さ。

 マジカルシャインは悪ウーラオスへの打点。くさむすびは呼びがちなじめん勢への打点として採用しました。

 

 チョッキを着たものの元のとくぼうが高くないので、等倍の特殊技はあまり受けれないのがネックでした。

 

ウオノラゴン

 特性 がんじょうあご

 性格 ようき

 持物 こだわりハチマキ

 調整 AS252 あまりD

 技 エラがみ げきりん サイコファング ねむる

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本構築の裏エース兼黒バド受けメタ

 

エラがみ 火力 高い 

それにつきます

 

 黒バドは対策がはっきりしている分受けポケモンを出されるタイミングがほかのポケモンよりわかりやすい。

 そこに着目して受けに出してくる読みを最初のサイクルから決めに決めて、あとはエラがみで破壊していく。

 

 性格をようきにしたのは、この環境のレヒレはひかえめ・ずぶといの型が多く、レヒレに受けられても上から倒せるように最速にしました。

 素早さ調整のラインは準速80族(実数132)が中速帯のラインだったと思われるので、そこらに調整しているところをまとめて抜けるように最速にしたのが良かったです。

 

 バルジーナのはたきおとすに受けだすこともよくあったので、サイコファングだけは変えた方がいいなーと思いつつ、最終日まで戦っていました。

 

 げきりんドラゴンダイブと迷いましたが、エラがみ受けでくるムゲンダイナを倒せるようにげきりんのほうが活きてくれたと思っています。

 ねむるはラス1ドヒド対面とかのお守りです。

 

 

 

基本プラン

 黒バドを通す。黒バド対策が誰かを判別し、それにあった対策枠を選出し、強気に交代を読んでいく。

 どうしても黒バドを出すことが厳しい場合は出さずにウオノラゴンでなんとかしてました。相手は黒バドを見た段階で黒バド対策を出さざるを得ないので、相手の選出枠を1つ腐らせることもできることを最終日深夜に気づきました()

 

対策の対策(おすすめ順)

バンギラス→◎ダグトリオ、○バイウールー、ウオノラゴン、△コケコ

バルジーナ→◎ウオノラゴン、コケコ、△バイウールー

ポリゴン2→◎ウオノラゴン、〇バイウールー、△ダグトリオ

Gファイヤー→◎コケコ、〇ウオノラゴン

イベルタル→◎コケコ、△ウオノラゴン

ミミッキュ→◎バイウールー、〇コケコ、△ダグトリオ

悪ウーラオス→◎バイウールー、〇コケコ、△ダグトリオ

エースバーン→◎ダグトリオ、△バイウールー、ウオノラゴン

ブラッキー→◎バイウールー、ウオノラゴン

オーロンゲ→◎バイウールー、〇コケコ、△ウオノラゴン、ダグトリオ

 

 大体こんなイメージで対戦していました。あとは相手の伝説枠や取り巻きに合わせて柔軟に選出します。

 

 

終わりに

 S21はハチマキザマゼンタで1800くらい、S22はオリジンギラティナで1850前後だったので、目標をレート1900でやっていましたが、黒バドのパワーで2000まで連れってってもらった感が否めないですが嬉しい結果に終わりました。

 

 今回はチルタリスと一緒に最終レート2000突破という実績が欲しかったあまりに2桁到達の段階で撤退しましたが(朝7時30分くらい)、今回結果が出たことにより、次からは最後まで対戦することができそうです。

 対戦したらお手柔らかにお願いいたします。

 

最後に宣伝ですが

 youtubeにゆっくり実況風のポケモン対戦動画を作っているので、ボイスロイドに抵抗がなければぜひのぞいてみてください~

ミーヤのえんじょい部屋 - YouTube