こだわることにこだわらない

ポケモンのチルタリスが一番好きです。

S35 最終558位 ディアザシチルタリスあるいはその他選出

 

 はいどうも皆さんこんにちは。

一番好きなポケモンチルタリス。ミーヤです。

トレーナーカードを作るようにしてみました。これで見やすいですかね・・・?

 

 今回は剣盾ラストのランクマッチS35で最終558位になったので、構築記事を書きました。

 推しのチルタリスと8世代最後を締めくくれたので、チルタリスは好きだけど対戦では流石に使えないよな・・・って方や、次回作でチルタリスを使ってみたいけど、高知記事では見ないからどうやって使えばいいかわからんって方に届いていれば幸いです。

 チルタリスの8世代の結論。いってみましょう

 

諸注意

 ・この記事は非公式の言葉(3値やHABCDS等)を多用しております

 ・純粋な構築記事は後半からになっております

 

 

この環境について

 ・ダイマックスあり

 ・幻ポケモン、伝説ポケモン無制限

 

剣盾・幻伝説環境におけるチルタリスについて

 まずはチルタリスについて(個体紹介は下にあります)

 この環境における、というか対戦環境においてはチルタリスははっきりいって、アタッカーとしての活躍はまず無理です。

 というのも、AC70という絶望的な数値。なんか600族に同じタイプのポケモン2体もいる、といった対戦かじったことのある人なら当然わかる理由で使う理由がないです。

 ですので「採用理由は愛」になりがちなポケモン(好きなトレーナーは多いが)なんですよね。悲しいですが・・・

 そんなチルタリスを活かす道は私が模索できたのは、「炎の渦と滅びの歌」のコンボで耐久ポケモンを嵌めるというコンセプトで今まで戦ってきました。この型は受けループがたまにいた環境では一定の選出と活躍が見込め、私自身は満足して構築に組み込めていました。

 が、時はS27くらいから、そんなチルタリスにも暗雲が立ち込めてきます・・・

そうです、伝説2体環境の始まりとともに状況が悪くなり始めました。

 伝説2体による構築パワーの急激な上昇により、受け構築の減少、および受けっぽい攻め構築(ダイナ鳳凰の珠ホウオウ)の増加によって、チルタリスの活躍が見込めなくなってしまいました。

そもそもダイナ軸受け、ホウオウ軸受けのどっちかは対策できても両方は厳しいので、徐々に選出機会が減っていき、パーティーに入れることを諦める月も出てきていました。

 そんな悪夢の2体環境も終わりをつげ、待っていたのは幻伝説全解禁ルール悪夢の再来である

 ただでさえ息のしにくかったチルタリスの息の根が止まった瞬間でした。消えた受け構築。とどまりを知らないインフレ。全てのマイナーポケモンが消え去りました。

 そんな環境ですが、サポートに振りきったチルタリスという光明が私の頭に舞い降りてきてくれたので、今回のチルタリスの紹介に移ります。(長い前振り)

 

個体紹介

 

チルタリス@イバンの実

 調整 H181(244)-A90-B117(52)-C×-D167(↑212)-S100

 性格 慎重

 特性 ノーてんき

 技  滅びの歌・空を飛ぶ・追い風・こらえる

 

 突如舞い降りたサポート特化の型です。

 サポート特化といっても、チルタリスにしかない要素である、滅びの歌と追い風の両採用、ノーてんきによる天候ダメージ無効での安定したこらえるイバン戦術を高い水準(当社比)で行えるという点に極限まで研ぎ澄ませた役割での採用です。

 主な役割は①相手のダイマックスを枯らしつつの追い風を展開してサポート②ラスト1体同士の対面でイバンの実を絡めた滅び戦術で有利に進める。の2点です。

 ①に関しては、ひかえめイベルタルの珠ダイアークを最高乱数切りで耐えるので、耐えつつイバン追い風→ザシアンで切り返すというような運用や、後述するディアルガが食らいがちなダイアースに受けだす→こらえる→追い風で、相手のダイマを枯らしつつ追風珠ディアルガを暴れさせる、といった運用をしていました。

 ②に関しては、よくいる滅びをしてからイバン空を飛ぶで滅びの3ターンを枯らすという役割でしたが、この環境でうまくいくことはそうはなかったです。ですが追い風展開以外の役割もなければ勝ちきれないと思うので、この型ではこの構成以外はあり得ないと思っています。

 あとは防御方面の調整ですが、陽気マーシャドーの+1岩石封じ(ザシアンに奪われる想定)を最高乱数以外で耐える程度には振りました。意地は62%で倒されます、気合で耐えましょう

 性格に関しては空を飛ぶのダメージを減らさないため慎重にしましたが、HBネクロズマに抜かれるために生意気にしてもよかったかもしれません。基本的に無振り80族は抜かれる環境だったので問題ありませんでした。

 

ザシアン@くちたけん

 調整 H185(140)-A244(↑252)-B135-C×-D135-S183(116)

 性格 意地っ張り

 特性 不撓の剣

 技  きょじゅうざん・じゃれつく・電光石火・剣の舞

 

 シンプルなアタッカーです。

 素早さラインを少し上げ、大抵のHAザシアンは抜ける程度に設定しました。

 攻撃特化にしたのはイベルタルへのきょじゅうざんのダメージと、ザシアン対面の巨獣石化で倒せる確率を上げるためです。

 この環境でザシアンを抜くのはあまりに舐めたプレイ&ザシアンがいるだけでザシアン対策を強制させるので抜けませんでした。

 追い風がないときも出していたためこの調整で使ってましたが、もう少し耐久があった方がよかった気がします。

 

ディアルガ@いのちのたま

 調整 H187(92)-A×-B140-C222(↑252)-D120-S131(164)

 性格 ひかえめ

 特性 プレッシャー

 技  てっていこうせん・かみなり・だいちのちから・ふぶき

 

 珠エース枠です。

 チルタリスとの相性補完、初手グラードンを飛ばせる、追い風エースで強いの3拍子そろった偉い子です。

 技構成は耐久を上げれる鋼地面枠、グラードンを倒すふぶきまでは確定で、ラストは流星群・大文字・かみなりから選択してました。

最終的にホウオウとカイオーガを重く見てこの構成になりましたが、ネクロズマが増えていたら大文字になってたし、ホウオウのみ対策するならパワージェムを選んでいたかもしれません。

 調整はHBルギアのヘイトが凄まじかったのでこの素早さです。終盤減ってましたが・・・

 追い風下のディアルガは上から趙火力、広範囲の化け物だったので、相手はタイプ受けをしてくることが多かったのが印象的でした。

 

 イベルタル@のどスプレー

 調整 H229(220)-A×-B115-C201(↑252)-D118-S124(36)

 性格 ひかえめ

 特性 ダークオーラ

 技  デスウィング・バークアウト・ねっぷう・はねやすめ

 やばい持ち物持ってますね(自戒)

 バークアウトでの特殊伝説への耐久戦&体力管理をしつつ自身がエースにもなれることを意識したらこんなことになりました。

 この型はバークアウトに対して出てきたH振りザシアンを、バークアウト+1段階上昇熱風で高い確率で倒せるところも評価してとくこう特化で育成しました(バークアウトが15~18%、+1熱風が80~95%D135ザシアンに入る)。

 最初はこの調整でチョッキ物理イベルタルでしたが、中盤にホウオウナットが強いと動画で見たので、ホウオウナット対策枠としてこの型にいきつきました。

 調整はHCをベースとして、Sラインはダイマディアルガに対して上からバークアウトをできたらいいな&ダイジェットで遅いザシアンを抜けることを期待してこの数値にしました。

実際遅いザシアンが多かったので、無理やりダイジェットして倒しに行くということもしていました。

 

ゼクロム@弱点保険

 調整 H191(124)-A187(132)-B140-C×-D120-S156(↑252)

 性格 ようき

 特性 テラボルテージ(高級かたやぶり)

 技  クロスサンダーげきりんはがねのつばさりゅうのまい

 ルギアを絶対に許さないマンです。

 弱点保険ゼクロムはそこそこいるので。強みは割愛。

 調整は、Aは+1ダイスチルでH振りザシアンが高乱数2発(78%)、Hはなるべく高く、Sは最速といった調整です。

 技に関しては見慣れないはがねのつばさがありますが、これはザシアンランドロスに一貫しつつ、受けまわされても自身の耐久を上げる技として採用しました。

ゼクロム対策として一般的な地面とザシアンで受けまわされることが面倒かつ、不意のザシアンのじゃれつく突っ張りの被害を軽減できるいい技だとは思います。

 が、弱点保険ゼクロムの強い動きである、ダイマックスで弱点保険を発動させつつダイジェットで素早さを上げる動きができなくなったので、素早さを上げる手段が竜の舞しかない点がネックでした。

このことを解消するべく一時期スケイルショットを採用しましたが、そうすると耐久が下がってダイスチルの恩恵が薄れる&ランドへの打点が乏しくなりうるという2点により逆鱗の採用になりました。

 りゅうのまいを積めばランドロスがいても怖くないという点はよかったです。げきりんじゃなくてドラゴンクローならもう少しよかったかもとは思いました。

 

ルナアーラ@きあいのたすき

 調整 H239(212)-A×-B109-C163(44)-D127-S163(↑252)

 性格 おくびょう

 特性 ファントムガード(高級マルチスケイル)

 技  シャドーレイ・こごえるかぜ・でんじは・つきのひかり

 最終盤に突如現れた月です。

 最終日3日前まではタスキ10%ジガルデを使っていましたが、明らかな周知のされかたを感じたので変更しました。

 調整はCがHBルギアを確定2発にできる程度、あとは最速で体力に振りました。ルギアへの殺意がすごい

 基本的には初手だしS操作がメインでした。

 初手黒バド対面では挑発されることを期待して凍える風から入って、挑発されなかったら電磁波、されたらシャドーレイで倒しに行くといった動きを取っていました。

 あとは初手ダイマディアルガも回復で枯らせるし、初手ゼクロムの竜の舞もダイマックスにも対応できるので強かったです。

 ファントムガードなのにタスキを持たせているのは余ってたから、初手アストラルビットやイベルタルの攻撃を耐えるためです。その辺を耐えるためにHD万能傘ルナアーラなる調整もあるみたいですが、今回は最速ジガルデも抜けるように最速で使いたかったので、タスキを持たせました。

 意図しないこごかぜ電磁波は強いと思って採用しましたが、変化技は読まれるからか身代わりザシアンが厳しかったです。泣いた。

 

 

まとめ

 いかがだったでしょうか。(量産型アフィリエイトブログ感)

 剣盾のランクマも終わりをつげ、そこそこの順位だったので構築記事を書くか迷いましたが、チルタリスファンの皆様に届けばいいと思ってここまで書きました。

 S36の構築記事は78年後になりますが、伝説2体環境の結論をお見せできればいいと思っています。

 それではここまでご覧いただきありがとうございました。パルデアでもチルタリスと一緒に高みを目指していきたいです!!