どうも、閲覧ありがとうございます。
今回は、ポケモンSVのS2にて最終337位、レート2084.676でしたので、構築記事を書くに至りました。
剣盾のころに比べてオリジナリティのあるポケモンは少ないですが、最後まで見ていただけたら嬉しいです。
諸注意
この記事では非公式の略称(HABCDS 3値等)を使用しています。
一部過激な型も見られます。
シーズン概要
S2はパラドックスポケモン、四災、ヌオーリザードンゲッコウガエースバーンなどは使えない
その他は通常の63シングルルール
個体紹介
サーフゴー@こだわりスカーフ テラスタイプ:ゴースト
調整 H163(4)-A58-B115-C203(252)-D111-S149(+252)
性格 おくびょう
特性 黄金の体
技 シャドーボール ゴールドラッシュ 自己再生 トリック
調整意図:環境ポケモンは最速じゃないと不安なため最速
Cぶっぱ、H奇数調整
今作非常によく見るぶっこわれポケモン。
あくびループやトリックなど、変化技に対してリスクを感じさせるために入れざるを得なかったです。(本当は入れたくなかった)
スカーフを持った抜き性能は凄まじく、スイーパーの役割もこなしてくれました。
技構成は攻撃2種とトリックは使いましたが、自己再生はあまり使いませんでした。他の攻撃技(気合玉orマジカルシャイン)が欲しいと思いました。
テラスタルはシャドーボールの火力を高めるためのゴースト。変えずに済むし無難に強かったです。
調整 H183-A182(252)-B115-C-D106(4)-S169(+252)
性格 ようき
特性 さめはだ
調整意図:環境ポケモンは最速じゃないと以下省略
Aぶっぱ、チョッキの数値が高くなるためDを偶数へ
高いステータスやS102という絶妙なラインで行動できる点に魅力を感じての採用
持ち物は特殊と有利に打ち合うためのチョッキ。これが強かったです。例えばサーフゴーに対して後出ししやすかったり。多いロトムのびっくりフェアリーテラスを耐えて鋼テラスで切り返すなど、相手の考慮外の特殊耐久を押し付けられてよかったです。
テラスタイプはドラゴン・氷・フェアリーを半減にしたかったため鋼へ。同時にアイアンヘッドの火力を上げつつ怯み勝ちにもつながりました。
技構成は無難に強い地震逆鱗とアイアンヘッド。ラストは素早さ操作とゴツメ龍舞カイリューに触れないように岩石封じにしました。あまり読まれなかったです。
調整 H171(4)-A-B80-C168(+252)-D80-S157(252)
性格 ひかえめ
特性 かそく
技 ルミナコリジョン マジカルシャイン シャドーボール まもる
調整意図:ルミナコリジョンでH振りキョジオーンやガブリアスが倒せるためCぶっぱ
ミラーで極力負けないように準速、H奇数調整
終盤・上位になるにつれて読まれるようになったポケモン
加速+ルミナコリジョンの抜き性能がとても好みのため採用しました。
最初のルミナコリジョンで33%程度削れたら次の攻撃を受けられない点がとても理不尽かつ強いと思います。
技構成はメインのルミナコリジョン。悪・ドラゴンに対して通るマジカルシャイン、サーフゴーに対してのシャドーボール、無難に強いまもるにしました。
ただ終盤はサーフゴーにルミナコリジョンをしたらシャドーボールを警戒されて交代されることもあったので、今ほど刺さりが良いことは少なくなるだろうと予測します。4桁後半以下だと全く読まれないのでシャドーボールの採用は悩みどころです。
テラスタイプはマスカーニャ、ドラパルトを確定で倒せるようになるフェアリーテラス。格闘テラスが有名なため、ぶっ刺さって全抜き。という展開もありました。
素早さはミラーで負ける可能性を極力低くするために準速にしました。一回だけ負けることがありましたが基本はこちらが速かったです。ですが来期以降も使うなら最速の方が安心だと思います(火力が足りるなら)
ドラパルト@カシブのみ テラスタイプ:ドラゴン
調整 H163-A172(252)-B85-C120-D96-S213(+252)
性格 せっかち
特性 すりぬけ
技 ドラゴンアロー シャドーボール みがわり ふいうち
調整意図:環境ポケモンは以下省略
Aぶっぱ あまりD
本構築最大のオリジナルの型にしてサーフゴーに対しての地雷
まず持ち物のカシブのみとは、ゴースト半減のきのみです。
環境のサーフゴーはスカーフが圧倒的に多く、次いでゴツメの電磁波持ちが多い印象でした。そこに対して見えない対策枠としてたどり着いたのがこの型でした。
この構築はサーフゴーを初手に呼びやすくした(当社比)ので、初手サーフゴードラパ対面で、みがわりが最も安定する行動になるように仕上げました。
具体的には最速サーフゴーのシャドーボールがカシブ込みで最大64%しか入らないので、スカーフでもみがわりを張れ、電磁波なら透かせるという動きをとることができます。その後はシャドーボールで削り、特殊型と誤認させて突っ張らせてシャドボ+ふいうちで落とす。という動きをとれるようにしました。読まれなかったです。
この動きは眼鏡型だと裏目になるのですが、眼鏡の採用率は10%程度。つまり9割サーフゴーに勝てるドラパルトとなっていたわけです(結果論)。
技構成は低耐久のタスキを貫通できるドラゴンアロー、あとはサーフゴーを処すための構成。ふいうちは意識にないのかあまり警戒されませんでした。
テラスタイプはドラゴンアローの火力を上げるためにドラゴン。テラスタルすることでB4振りマスカーニャを8割くらいで倒せるようになります。
半減実はタイプの変わるテラスタルとは相性の悪いように思えますが、疑似的な受けのテラスタルとして扱えると思えばかなり可能性のある持ち物のように思います。
特によく飛んでくるゴースト・悪・ドラゴン・フェアリー辺りに対して、テラス択を先延ばしにして有利不利を逆転できると考えれば強いと思いませんか?
というこの記事で一番伝えたいことでした。
ラウドボーン@空振り保険 テラスタイプ:ノーマル
調整 H211(252)-A-B137(+36)-C131(4)-D96(4)-S113(212)
性格 ずぶとい
特性 てんねん
技 フレアソング うたう なまける アンコール
調整意図:最速50族抜きかつ、S+2で最速スカーフサーフゴー抜き
C+1でH4振りサーフゴーを最低乱数以外で確定1発
H振り切りBできる限り上げる、あまりD
なぜか終盤につれ使用者が増えたポケモン。
一般的な歌うラウドボーンは2ウェポンですが、1ウェポンにしてアンコールを採用しています。これは私なりのカイリューのメタとしての技構成です。決して上からうたうを押し付けたいわけではありません。
カイリューの型で考えられたのが、鉢巻神速・鉢巻テラバースト・龍舞神速・ゴツメ羽休め・龍舞テラバースト・渦アンコ等(多くない?)が挙げられますが、鉢巻以外の型に対して刺さるんじゃないかと思って育成しました。
技構成はメイン技のフレアソング、回復技のなまける、カイリューの羽休めやその他変化技を使うポケモンを縛るアンコール。最後に45%で素早さを2段階上げるためのうたうを採用しました。
この歌うという技、バグなのか55%の確率で相手が眠ってしまいますが、この型の肝は上からの天然の回復やアンコールが大事だったので、外せ!と祈りながら打っていました。当たってもおいしい
アンコールに関しては、ラウドボーンのアンコールが強いというよりは、読まれないところからのアンコールが強かったといった印象です。ですがアンコールで交代を強要して歌うを当てる。といた動きも取れるので、シナジーとしては悪くないと思いました。
キノガッサ@どくどくだま テラスタイプ:じめん
調整 H155(156)-A150-B132(+156)-C-D80-S115(196)
性格 わんぱく
特性 ポイズンヒール
技 がんせきふうじ みがわり まもる 宿木の種
調整意図:H8n+1と16n-1、奇数調整等含めたポイヒガッサの体力最大値
B11n、あまりS
圧倒的初見殺しポケモン
ここまででドドゲザンが圧倒的につらいと思ったので、悪ポケモンを受けつつなにか悪いことできそうな子を考え、前から使いたいと思っていたポイヒガッサを採用しました。
調整は前期結果を残していた人と同じになってしまいましたが、これがポイヒガッサの結論調整の1つだと思います。
技構成はポイヒと言ったらみがまも。あとはキノコの胞子がテンプレですが、マッハパンチと胞子のケアで確実にサーフゴーを呼ぶので、別方面での嵌め性能を高めるためにやどりぎにしました。あとは素早さ操作のできるがんせきふうじ。
加えて使っていくうちにTOD性能もとても高いことに気づいてからは、数的有利・体力有利をとってからこの子でTODをするという勝ち筋も見いだせるところも強かったです。というのも、ポイヒでの回復やまもる・みがわりでのエフェクトで毎ターン20秒程稼げるので、32ターンで10分強は時間を消費できます。それに合わせて自分の持ち時間が7分あるので、前半にリソースぶっぱでアドバンテージを勝ち取り、そこからはTODという流れも取れるところも強みの1つでした。最終日早朝に2名の方の時間を奪ってしまったことをこの場を借りて謝らせていただきます。