こだわることにこだわらない

ポケモンのチルタリスが一番好きです。

S28シングル ホウザマ受けサイクル 最終500位

はじめに

 どうも皆さんこんにちは。一番好きなポケモンチルタリス

 お久しぶりです、ミーヤです。

 

 今回は久しぶりに最終3桁で終わったので、構築記事を書かせていただきました。

最終日朝に4桁まで負けこんだこともあり、自分自身では満足とはいえない結果になってしまいましたが、ザマゼンタの構築記事はyoutuberのネタとしてある程度の需要はあると思い、執筆することにしました。

 

 これを見て皆さんの良いザマゼンタライフの礎になっていただければ幸いです。

それではどうぞっ!!

 

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 この記事は体力=H、攻撃=Aや、いわゆる3値のような非公式の略称を使っています。ご注意ください。

 

シーズン説明

・伝説枠2体の大魔境

ダイマックスあり

 

構築経緯の経緯

構築経緯を書く前に、まずはザマゼンタの強み、弱みをはっきりとさせます。(飛ばしても問題ありません。)

 

 ーザマゼンタの強みー

・鋼と格闘タイプによる良耐性

 これは鋼タイプの強みにもなりますが、半減以下のタイプが10タイプもあり、数値と相まって超耐久を誇っています。ザシアンの方が優れてる?知らない子ですねえ・・・

・特性「ふくつのたて」による出すだけで防御1.5倍

 ザマゼンタのアイデンティティです。出すだけで防御が1.5倍になるので、有象無象の物理ポケモンなら余裕で受けだすことができます。

A種族値130というそこそこ高い攻撃

 片割れがA170だったり伝説がA150が平均みたいなイメージがありますが、A130もかなりの高い数値です。なんたってあのウーラオスと同じですもの。 高いですよね?

・伝説の中でも無駄のない高種族値

 いらない種族値を抜いて計算する「実質種族値」という概念がありますが、ザマゼンタはC80を除けば驚異の640。弱いわけがないのだ。ザシア(以下略

・専用技「きょじゅうだん」の対ダイマ性能

 威力100命中安定でダイマックスを実質無視することができます。強いですね。

ん?今ザシアンでいいと思いましたか????^^

・見た目

 剣をくわえるよりかっこよくないですか?

 

 ーザマゼンタの弱みー

それザシアンでよくね?問題

 弱くはないけどみんな使わない理由はここにあると思います。ザマゼンタもザシアン同様ダイマックスができないので、どうせ使うならザシアンを使った方が勝てるよねって理論ですね。ぐうの音も出ません。

・ザシアン対策でついでに止まる

 ヌオー、無理です。羽休めがあるサンダー、無理です。日ネク、無理です。

ザシアンをメタらないと話にならない昨今、ザマゼンタへの逆風もすごいです。

・謎の冷遇具合

 ザシアンと対をなすのだから耐久が売りなのはわかりますが、回復技もなければ耐久を活かした技もないです。せめてきょじゅうだんが防御換算であってくれれば威嚇も食らわなくていいと思います。今からでも無理でしょうか?

 

 

 と、まあこれを書いていてなぜ私はザマゼンタを使ったのかと理由がわからなくなってしまいましたが、ザマゼンタに対する世間のイメージはこんな具合ではないでしょうか。

 まずはザシアンとの差別化を図らないことには始まらなさそうですね。となったので、そこは以前の結論をそのまま活用し、壁張りサブアタッカーという差別化をしました。

 一般ポケモンの壁張りといえば、後続のサポートに特化させたポケモンしかいませんが、ザマゼンタは自分でも殴り勝てることができる点が他のポケモンとは違ったオンリーワンの長所だと思っています。また、ザマゼンタの高い耐久を活かせばザシアンを倒す調整の攻撃に対して受けだすこともできるので、ザシアンがメタられ続ける現状強気に運用できる点も高評価ポイントです。

 

 要約すると受けだししやすくそこそこ火力もある壁張りとしてがザマゼンタの味を一番おいしく使えるという結論に至りました。

 

 

 

・・・というのが以前までのザマゼンタです。

しかし今や伝説ポケモンを2体使える魔境。ザマゼンタと相性のいい伝説が当然いるわけで、そのあたりの考察もしてみました。

 

 ザマゼンタの弱点は炎、地面、格闘の3つです。そしてザマゼンタは持ち前の物理耐久はあってもとくぼうは伸びないので、①この3つの弱点をいなせる②特殊方面をある程度受けれる③エース運用が可能(ザマゼンタはエースとしてはお察しなので)の3点が重要なパートナーとしての資質だと考えました。

 そこでマッチングした伝説の皆さんがこの3名でした。

・ホウオウ

レックウザ

・ジガルデ

この3名がザマゼンタの主要な弱点を受けつつエースとして活躍しそうなポケモンです

 

 この中で耐久が低いレックウザはザマゼンタの弱点を受けることが厳しいと感じ脱落。

その後ホウオウとジガルデで悩みましたが、特性「再生力」でのサイクル適正。高いとくぼう。ダイジェットを持っているとしてホウオウがパートナーとしてベストではないかという結論に至りました。

 

 ホウオウのサイクル適正とザマゼンタのサイクル適正を合わせたら結構サイクルを回せるのではないかと思い、受けつつサイクルを回すのが強そうだと思い、その方面で構築を考えることにしました。

 

 

構築経緯

 ここまででザマゼンタとホウオウでサイクルを回すというテーマになりましたが、そこで問題点が2点生まれました。

①ザマゼンタが有限という問題

カイオーガどうするの問題

 

①については、ザマゼンタには自己再生のような便利な回復技を持っていなく、あるのは「眠る」のみ。受けだしはある程度できてもいつかはジリ貧になってしまうという致命的な弱点がありました。

②は・・・水の一貫がやばいよねと、それに尽きます。

 

ザマゼンタの回復手段が乏しいとホウオウとのシナジーが存分に発揮できないと恐れ、考えに考え抜いた結論が・・・

 

 

ねむるを採用しました

これにて有限問題は解決するものの、カイオーガ受けの問題や眠った後にどうするのといった問題が新たに生まれました。

 

 そこでアロマセラピー採用のラッキーの採用に至りました。

眠った後の隙をラッキーで解消することでザマゼンタをすぐに受けだすことができるし、カイオーガ及び特殊方面は大体ラッキーでなんとかできると考えました。後副産物でホウオウに飛んでくる電磁波等も回復できるところが偉かったです。

 この段階でザマゼンタ、ホウオウ、ラッキーで受けまわしつつTODをちらつかせていくという構築の軸が完成しました。

 

 以上の3体だと積みエースがきつかったので、伝説にしてはパワーがないザマゼンタの補強のためにメタモンを添え、ラストの枠はカイオーガに対しての圧力。ホウオウザマゼンタだと水や電気の一貫がえげつなかったので、ランドロスに弱くないナットレイを入れて構築の完成としました。

 

 

メンバー紹介

 

チルタリス

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 特性 しぜんかいふく

 道具 ゴツゴツメット

 調整 182(252)ー〇ー156(252+)ー90ー126(4)ー100

 技  ほのおのうず コットンガード 羽休め 滅びの歌

 

可愛い

推し兼特殊な勝ち方をしてくる(受けループ、ジガルデルギア等)相手の対策ポケモン

 普段はHDベースで採用していたが、特殊受けで活きるのが火力のないムゲンダイナとルギアくらいだったので、この環境ではHBベースが強そうだと思います。

 特化ホウオウのダイジェットくらいならコットンガードが間に合います。命の玉までケアするならオボンの実を推奨します。

 ゴツゴツメットの理由は積んだ後にウーラオスやザシアンを削るため。

ホウオウや日ネク、ジガルデといった火力が控えめで積んでいく相手には強く出してあげれました。

 とくぼう無振りでもC無振りムゲンダイナのダイマックスほうをぎりぎり耐えるので、受けループ相手にも出せます!!

推しが活躍してる時が一番ポケモンしていて楽しいです。

 

ホウオウ

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 特性 さいせいりょく

 道具 厚底ブーツ

 調整 207(204)ー187(156+)ー127(132)ー〇ー175ー112(12)

 技  聖なる炎 ブレイブバード ふきとばし 自己再生

 

エース。この子がやられると負け。

 ザマゼンタと組む以上物理耐久に特化させる必要は薄いと感じたためです。最低限A222ザシアンのワイルドボルトを最高乱数切りで耐える程度までしか振らず、あとは攻撃に厚くしました。

 厚底ブーツは火力がないという認識が横行してると感じたため、攻撃に振ったのが活きたことが多かったです。

 HBヌオーもダイジェットも受からない(95%乱数2発)し、HBホウオウも乱数2発(98%)で倒すことができるくらいの火力です。

 体力は16n-1と3nの両立にとどめ、素早さはホウオウミラーで下から自己再生やダイジェットをするため、あまり振りませんでした(振れなかった)。

 S112にすると+1でガブリアスが抜けないが、ガブリアス相手に突っ張らないし問題ないと感じました。焼けばすべてヨシ!

 

 不意の岩技におびえ続けました。初手に来る悪ウーラオスはエッジを持ってるし、ヒヒダルママンムーも岩技を持っていると思ってザマゼンタに引くのが安定でした。

 

ザマゼンタ

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 特性 ふくつのたて

 道具 盾

 調整 195(220)ー160(76)ー166(4)ー〇ー166(4)ー191(204+)

 技  きょじゅうだん インファイト リフレクター ねむる

 

 謎の盾

 終わって技を見るとやばい技構成してますね(自戒)

 調整はこれが結論だと思っています。

 HBポリゴン2インファイトで確定2発のA。遅いザシアンを軒並み抜くS。特性を考えると偶数の方がいいB。他に良い型があったら教えてください。

 ちなみにSは遅いザシアンと準速スカーフウオノラゴンまで抜ける素早さラインにしています。

Sが遅いザシアンを抜くために前期の構築記事のザシアンを調べた末の素早さラインを決定しました。

そのかいあってか陽気個体以外には大体上から動けました。

 

自分で調べて自分で動画にしました→https://youtu.be/RbGz5AB3_iQ

 

リフレクター&ホウオウ、ラッキーはなかなか面白く、眠る隙もそれなりにありました。

 普通に使うなら両壁でいいと思いますが、今回の構築ではベストでした。良い子はマネしないように!慣れないと絶対にうまく扱えません。

 

 ちなみに余談ですがyoutuberのバ〇ビーさんが先月にねむねごバクアザマゼンタと当たってあまり強くなかったとおっしゃっていましたが、あれ私です。恥ずかしくて顔が熱くなりました()

 

ラッキー

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 特性 しぜんかいふく

 道具 しんかのきせき

 調整 327(12)ー〇ー56(244)ー〇ー172(252)ー70

 技  ちきゅうなげ たまごうみ ステルスロック アロマセラピー

 

 特殊の化け物

 ねむるザマゼンタと相性のいいポケモンとして採用しました。

 調整は特化玉カイオーガのダイストリームが乱数2発(9.37%)でギリ受けるためとくぼうに厚くしました。

 体力は申し訳ない程度にTODを意識して、あとは防御に振っています。

 有象無象の特殊アタッカーが止まるので、ザマゼンタやホウオウと相性が良かったように思えます。

 ステルスロックはサイクル寄りのため必須で、構築テーマのためにアロマセラピーも採用と、他の技の余地がなかったです。

 アロマセラピーがねむるの回復だけでなく電磁波やどくどくの回復もできるので、とても便利でいい技でした。

 ただダイマックス適性がないのでハピナスの方がいいのかと無限に悩みましたが、物理に厚いラッキーに軍配が上がりました。

 

 メタモン

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 調整 H252

 チルタリスとザマゼンタを採用する以上パワーが絶望的にないので採用。

 めっちゃ強いです。それに相手の選出をゆがませられる点がとても優秀です。

色んな方が言ってると思いますが、ザシアンが来たら裏にザシアン受けもいるんだろうな。といったように選出が格段に読みやすくなるので入れ得なポケモンです。

 主に積みエースを通してきそうな相手に出してました。あと黒バドとか。

 

 ナットレイ

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 特性 鉄のとげ

 道具 食べ残し

 調整 181(252)ー114ー151(4)ー〇ー184(252+)ー23(-)

 技  ジャイロボール ステルスロック やどりぎのたね 鉄壁

 

 謎の枠

 構築で重いランドロスや電気を受けるために採用しました。

 主にラッキーが出せない場合(ザシオーガにサンダーがいなくランドロスがいる)に出していました。

 最遅にしていないのはその個体を持ってないためです。奇跡的に最遅より1速いです。

 HDなのに鉄壁を採用している理由は、壁+ゼルネクロみたいな構築の積みエースに全対応するためです。龍舞ネクロズマ地震を採用してない限りナットレイの突破は困難ですし、ゼルネアスもHDナットレイは気合玉がない限りは面倒なはずです。つまりナットレイが突破される事態は大抵裏のメタモンでお掃除できるので、この調整とこの技になりました。

 ただステルスロックはボディプレスの方が強かったように思います。ステロも強いですが、そこは一長一短だと思います。私はボディプレスがお勧めです。

 

 

所感

 最終日夜に最高160位くらいまではたどり着いたので決して弱いわけではありませんが、構築に対する練度が必須なためあまり強い構築とは言えないと思います。

 ただランドロスが玉ダイマックスなのかタスキじならしがんせきふうじの型なのかの判別が難しく、簡単に負けるケースが多かったことが勝ちきれなかった要因と思われます。

 岩技採用日ネク等、ホウオウのメタがかなり多いため、あっけなくやられて降参、といった流れが多かったのもよくなかったです。ホウオウにエースを頼り切ってたのが構築的に良くなかったです。受け構築ってどうダイマックスを切ってるんでしょうかね?

 S29以降もザマゼンタと一緒に戦う意思があるならば、サイクルを活かしてジガルデと合わせてみたいです。

 それではここまで読んでいただきありがとうございました!!